あなたが信じているジンクスは何ですか？？
ジンクス（英語：jinx）とは、縁起の悪い言い伝え。さまざまなものがあり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。云々。
中学以来の親友にいわれ、ふと考えました。
「ジンクスの乗り越え方ってどうしてる？」
「なんだろう…あっ！！」
実は、最近まで身近なところに縁起の悪い法則が合りました。
意外と長く悩まされました。
あなたもありませんか？
縁起を担いでいること。
黒い猫をみると縁起が悪いとか。
初夢で一富士二鷹三茄子は縁起が良いとか。
試合に出るとき、グラウンドに一歩踏み出すときは左足からとか。
バッターボックスに入る前は、袖をまくるとか。
今回はジンクスの捉え方と乗り越え方をお伝えします。
目次
ジンクスの捉え方
ジンクスには二種類あります。
根拠の無いものと根拠のあるもの。
黒猫＝不吉というのは根拠がありません。
縁起が悪い象徴とされる背景は魔女との絡みがあったりしますが、歴史的な言い伝えが一人歩きして残ったもの。
地域によっては、黒猫が縁起物であることも。
故に、世の黒猫が縁起が悪いというのは科学的根拠はありません。
根拠があるものは、風が吹けば桶屋が儲かる例。
一見すると関係ないようで気付いてないが、実は関係しているヤツ。
- 大風で土ぼこりが立つ
- 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
- 盲人は三味線を買う（当時の盲人が就ける職に由来）
- 三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
- ネコが減ればネズミが増える
- ネズミは桶をかじる
- 桶の需要が増え桶屋が儲かる
前職の営業時代、7月になるととある企業の機器が必ず数台だけ故障する。
毎年そのお客様だけ…何の呪いだ？と負のジンクスとして捉えてましたが、梅雨の時期、湿気、機械設置環境…諸条件が揃うと起こりうる現象でした。
意外とジンクスって便利で納まりの良い言葉ですが、考えられる要素は他にあったりするんだなぁと思った次第です。
風と桶屋位、関係性がないようで実は関係があったりするんだと。
血液型と性格の因果関係
もう一つ忘れてはならないものは、ジンクス根拠の有無がわからないもの。
ちなみに血液と性格の因果関係は現段階では科学的根拠は無いとされています。
例えば、O型はおーざっぱ、A型は几帳面、AB型は二重人格？
根拠は分からないけど、思い込んでいるヒトが多いのは事実だったりするヤツ。
占いも然り。
統計学という観点からは根拠はあるともいえる。
統計学と無縁な根拠の無い占い師が多い気がしますが。。
昔、実家暮らしで犬を飼っていました。
その日の目覚まし占いは山羊座が一位。
これはよほど運が良いに違いない。
犬の散歩中に近所のかわいい子と運命的な出会いがあるかも？と積極的に犬の散歩に出かけました。
単純すぎる…orz
しかしながら、占いは見事に的中するワケです、ある意味。
散歩中に愛犬のフンを片付けているとき、バランスを崩してしまいました。
「（ぐにゅ）…あ…orz」
お気に入りのスニーカーはウン（運）まみれになったわけです。。
目覚まし占いってすげぇなぁ…。
心理的に結びつけてしまう機能
目覚まし占いが良い例ですが、ジンクスや法則の根拠はさておき、現象に対して勝手に物事を結びつけてしまう機能は確かに存在します。
壁の模様をみて、その模様がヒトの顔に見えたりするのも、ヒトとしてヒトを無意識に認識しようとする機能が備わっているから。
ヒトは知能があるため、物事を有機的に結びつけようとする機能が備わっているのです。
初めてのトライアスロンで、スイムで過呼吸になりました。
今だからこそ良くある話と笑えるのですが、当時渦中の本人はパニックになります。
以来、またなるのでは？と不安が不安を呼び、再発しやすい心理状態になります。
根拠がある部分と無い部分、思い込みの部分が混在するケースもあります。
こうなると不安が大きくなります。
このときに大事なのは、起こる前の準備と起こった後の準備をすること。
一般的に、物事が起こらないようにする事前対策のみするヒトが多いです。
でも、起こったときの事後対策をしている方が安定感が増します。
起こっても平気と思えるから、心理的にも安定し、結果的に過呼吸も起こりません。
事後対策こそが予防対策として最も効果を発揮するのです。
コントロールできるものに集中する（基本編）
事後対策が効果的。
特定の時期における、特定の現象。
7月は機器が故障する、8月は売上が下がる、9月は売上が上がる等。
基本的にはジンクスのせいにするのはNG。
原因を追及しコントロールできることに集中すること。
売上目標といったお客様のお財布事情ありきの話は、達成出来るか否かわかりません。
最大の努力はするにせよ、達成できないこともあります。
売上目標とは別に、自身の行動目標を用意しましょう。
（※詳細はこちら）
売上は達成できなくても、売上を達成できない中で積極的に行動目標は達成できた、確実にゴールまでの距離は縮まったと上達/進歩を実感できるようにします。
KPIを自分の行動できる範囲内で定められれば、モチベーションを維持することにも繋がります。
繰り返しになりますが、起きてはいけないものではなく、起きるものと捉え事後対策を講じましょう。
相手に引っぱられずに自ら引きずり出す（応用編）
ジンクスは負の流れに引っ張られることが殆ど。
占いでビリだと、ガリガリ君のアイスが外れただけで占いのせいにしたくなります。
宝くじも外れると「大安」の日に買わなかったから…と。
実際疲れてなくても「最近疲れてるね？」と言われると、日々の仕事が如何に大変かと考えてしまう…。
でも、どんなに疲れていても「最近調子良さそうだね？」と言われると如何に仕事で上手くいったかを考えます。
人間って素直で単純で素敵やん…。
この仕組みを利用して、自ら素敵な流れをつくってしまいましょう。
自分ジンクス/集中できる幸運を呼ぶ流れをつくる。
過呼吸再発防止のために、泳ぐ前に必ずすることがあります。
それは深く深呼吸をすること、思いっきり息を吐き出す。
過呼吸は息を吸い過ぎるから、呼吸を整えるわけです。
その際に、口を両手で覆い、自分の吐いた息（二酸化炭素）を吸えるようにします。
この深呼吸をすることで、できる範囲の対応を合理的に行うことで、精神的な安定感も増します。
また、海に入ってからも、すぐに一生懸命泳ごうとせず、10秒程海に浮いて空を見上げます。
すると落ち着いて泳げるようになりました。
毎回やってます。
もはや自分ジンクス。
逆パターンで言うと、突然良いことが合ったとします。
大きな案件を受注したとか。
そうすると、その日取っていた行動パターン、食事、服装、髪型、使っていたペン等を自分ジンクスとして利用するのも良いでしょう。
言霊効果同様、元気が出るゆずの曲、落ち着けるハーブティ、勝負前夜のはしやのパスタ、奮い立つ見城徹の言葉、しみじみ飲めるお酒、楽しい仲間…etc、良い流れを常に意識して身の回りに置いておきましょう。
良い流れをつくりきれないときは、良い流れのヒトの近くでわざと巻き込まれたり。
トライアスリートは否定的なことを言うヒトが居ないので、これもまた良い流れを生みますよ？
こういうと「でも…泳ぎ苦手だし…」と「でも」って言うヒトが多いんですけどね（苦笑）。
まとめ
黒猫に罪は無い。
目覚ましTVにも罪はないが呪った。
素敵やん。。って言いたい。
仕組みは都合良く利用するもの。
おまけ
自分ジンクスを共有し合うのって楽しい。
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【編集後記】
昨晩、WOODY STYLE という四目並べゲームを初体験。
コンパクトだからこそ無駄の無さが求められ、優先順位をつける頭の体操にも繋がる。
面白かった〜。
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