先日、土地勘がない丸の内を歩きながら気付いた話です。
丸の内を歩く
立派なビルディング達がそびえ立つ丸の内。
似たようなビルが多いため、いつもここどこだよって思ってしまう。
土地勘が全くないのだ。
毎度iphoneでMAPを確認しながら歩く。
そんな丸の内。
ここ最近訪問頻度が上がっている。
加えて定期的に皇居ランをするときに使用するランステーションもある。
普段は地下鉄から地下通路を通って最寄りの出口まで行く。
あとはMAPを頼りに訪問先まで。
今回は気分転換。
景色を観ながら地上を歩く。
すると幾つか知っているオフィスタワー達の位置関係が紐付きはじめた。
東京駅、国際展示場、有楽町、皇居、xxタワー、xxビルディング等、脳内で全体図がマッピングされた。
あー、ここ抜けるとここに繋がるんだぁー、だから今後はこうやっていこー！
ここでこうこうこう的な。
一定以上の点が集まり、きっかけを与えると点と点が線になり面に繋がるものだなと。
地上を歩くことが、俯瞰視するきっかけ。
今後はiphoneのMAPなくても歩けるようになると嬉しくなった。
丸の内への苦手意識もなくなり、より身近に感じ好きになる。
大げさに言うと、知識から知恵に。
自分の中で咀嚼され血肉化された瞬間だった。
たかが丸の内の地図だけど。
ふと思った。
日常業務でも同じじゃないか。
仕事を通じて刻まれる点達
実は気付かないけど、日々相当数の知識（点）達が脳内または身体に打ち込まれている。
丸の内のビルの数では追いつかない程の点達。
放っておくのは実にもったいない。
普段通る地下通りは閉鎖的。
目的地までは行きやすいが、目的地以外の汎用性はない。
地上のように開放的で、普段とは違う視界/視点に物理的に立つことが大事。
意図的にきっかけを与えると世界観が拡がる。
解釈の幅が拡がる。
プロトコルが増える。
思考域が拡がる。
切り口が増える。
意図的に俯瞰視するきっかけをつくる。
そうすれば、仕事への理解が深まったり、思考の切り口が増えたりと、もっと仕事を好きになるきっかけを得られるのではないだろうか？
普段会わない人と会おう！
例えば人材紹介の話。
転職先が決まり入社頂くと、年収の何割かを紹介手数料として企業から頂戴するビジネスモデル。
収益という観点では、ハンティングやスカウトからはじまり、無事に転職が決まった段階でクロージング。
一方、事業会社の立場ある方々とお会いすると、入社してからがスタートだなって毎回感じる。
だからこそ、転職された方々には、その人がその会社でどのような苦労をしながら活躍へと至るのか、共有頂く。
そうすると、今後紹介するときも、入社後にぶちあたるであろう壁や課題も事前に共有出来る。
仕事にも厚みや深みが増し価値が上がる。
これもまた点と点が線になり面になっている話。
まだまだ足りないけど。
きっかけは事業会社の方と会うこと。
さらに厚みや深みを加えるためには、事業会社の協業パートナーや競合企業の方々とお会いする。
すると、業界内の立場が異なるため求められるパフォーマンスも異なることがわかる。
結果、もっと面が拡がる。
意識するほど点同士が結びつく。
意識することが大切な例え話。
質問です。
今日一日で、北川景子に似ている人を何人見かけましたか？
たまたま一人か二人街中で見かけた方は「1人観ました！」と言います。
しかしながら、意識してみると、10人近く見つけることができます。
今日一日、赤いフェラーリを何台見かけたか？
意識しなければ素通りしますが、意識すれば見つけられます。
意識すると自ら探しにいく力が作用するからです。
点と点がコネクトする作用も同じ。
自身の中で咀嚼し血肉化できる領域を拡げ深めていきましょう！
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【編集後記】
せっかくだから、丸の内で行きつけのお店とか出来たら嬉しいなぁ。
お勧めあったら教えてください！
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