エージェントのタイプ
人材紹介業をしていると、リクルート系やインテリジェンスといった大手人材会社との違いを聞かれることが少なくありません。
エージェント会社は大きく分けて二つあります。
ひとつが人材バンク型。
もうひとつがヘッドハンティング型。
先にあげた大手企業は人材バンク型。
リクナビやDODAに登録をすることがはじめの一歩。
人材バンク型の強みはチャネルの多さ。
大手だからこそカバーエリアも広い。
結果、多くの選択肢を得ることが出来ます。
弊社はヘッドハンティング型。
実際に現場に居た経験や業務理解力、業界に居た土地勘や人脈を活かしたマッチング力を強みにしているため、企業側とのパイプが強み。
強みを活かす上で自ずとヘッドハンティング型になります。
カバーエリアこそ広くはないが、専門領域ではどこにも負けない自負があります。
業界の土地勘と業務理解力に加え、人事だけでなく、経営者と現場のメンバーとも会話をするため、本当の意味で適正の高さを見極めることが出来るからです。
実際に、どんな人がUp or dieしてきたかを体験しているため、マッチング力の高さには企業からもご好評頂いてます。
人材バンク型とヘッドハンティング型、どちらを活用するべき?
個人的には、通常は併用をお勧めしています。
志望領域が絞られている人はヘッドハンティング型をお勧めしますが、
ヘッドハンティング型のみだと、偏りが出てしまうリスクがあるからです。
かといって、人材バンク型のみだと受ける企業数が多くなり、ひとつひとつが浅くなりがち。
事実、何社も数を受けている人程、選考に落ちる傾向にあります。
キャリアプランや対策どころではなくなるからです。
以上より、バランスを意識して併用するのが良いでしょう。
受けるためにスケジュールを調整するだけでなく、受かるための調整をしましょう。
<参考>
情報収集:10社以上(ハンティング型1〜3社/バンク型2社)
検討企業:5社以上10社未満(ハンティング型1〜3社/バンク型2社)
選考企業:5社未満(エージェント2社)
闇雲に受けるだけでは、身だしなみを整えずにデートに行くようなもの。
キャリアプランは、ヘッドハンターとの対話と選択肢を絞る過程で磨かれていくのです。
「人」で選ぶ時代/グローバル化の神髄
特に気をつけて頂きたいことは、
同じ企業を受けるにしても、どのエージェント/ヘッドハンターを介して受けるかによって受かる確度が異なるという事実。
当然、ヘッドハンターによって、受け取ることが出来る情報量や人脈は異なります。
志望度の高い企業に関しては、コネクションが強いヘッドハンターを介することを強くお勧めします。
企業ではなく「人」で選ぶ時代。
持つべき友は、医者と弁護士とヘッドハンター。
アメリカで有名な言葉です。
が、日本では転職が浸透しきっていないため、まだピンと来ないかもしれません。
しかしながら、人生のターニングポイントで大切なのは、小手先のテクニック(ノウハウ/know how)ではなく、人(ノウフー/know who)であることは確か。
企業や国のボーダレス化。
これこそグローバル化の本質ではないでしょうか?
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【編集後記】
激動な日々が続いてます。
変化が早過ぎて思考がついていかないのですが、不思議ととても心地が良い。
深く考えないほうが上手くいくってことかも?
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