前回、傾聴・アクティブリスニング/考える力を養い続ける方法の中で、デキる営業は聞き上手という話をさせて頂きましたので、今回は営業の話です。
何億という売上数字に追われながら営業マンとして身を粉にして働いていたとき、上司や先輩に鍛えられながら、営業マンとしての成長を日々目指していました。
営業向いてないかも、、と思ったことは数知れませんが、ある時、ふと景色が変わったことを覚えています。
何か上達したときに味わうアレです。
登山をすると頂上を目指します。
はじめは目の前の険しい坂道を登ることにとにもかくも一生懸命、視界も木や岩ばかり。
しかしながら、一定の高さを超えると見晴らしが一気に拡がり、その絶景に感動しますよね?
上達プロセスも同様です。
はじめは目の前のことにとにかく一生懸命。
ある一定のラインを越えると、ふと景色が変わります。
突き抜ける瞬間です。
登山で頂上を目指すように、日々の営業でどこに向かって何を意識し続けていたら、ふと景色が変わったのかをお伝えします。
目次
当事者意識を最大化する
会社の中で、全社Mtgや部署全体のMtg等、メンバー皆が集まるときありますよね?
自分の違う部署やチームの話は興味がないから聞いてませんでした。
よほどの素晴らしい事例でもない限り。
年間の戦略を発表するために、アカウントプランを発表する機会がありますよね?
発表の順番がくるギリギリまで、発表資料作りや手直しをしてました。
つまり、他の人の発表を聞いてませんでした。
これ、当事者意識が低いダメな例です(反省)。
自我関与の意識を一生懸命高めると、他人の発表に対してこう考えます。
自分だったらどうする?
自分だったらあぁするなぁ、何でこの人はこうするのかなぁ、その疑問の一つ一つが有意義な議論に繋がります。
議論が弾むと、自分以外の仕事の仕方を学ぶ機会にも繋がります。
上司や先輩の判断力を吸収し、それを凌駕するために、常に自分だったらどうするか?考えるクセをつけてました。
後輩に対しては、考えさせるために「◯◯だったらどうする?」と投げかけてました。
自分の想定に無い考えやアイデアに触れると楽しくなります。
目的意識を最大化する
このプレゼンで伝えたいことは何だ?
このMtgのゴールは何だ?
今週のゴールは何だ?
今月のゴールは何だ?
今日のデートでは◯◯するぞ!
今日の飲み会では新ネタ披露するぞ!…etc。
物事に対する目的を意識的に持ち始めると、今まで如何に何となく過ごしてきてたのかが分かります。
目的意識を高めると決断力が高まります。
暑いからと言ってだらだらランニングするのではなく、今日は10㌔走ろう。
最低でも60分以内、目指せ50分だな、と。
目的意識を最大化させるポイントは、最低ラインと最高ライン、二つのラインを意識することです。
今回はこれ、今日はこれ、明日はこれ…。
決められる人になりましょう。
危機意識を最大化する
外資企業にいたおかげで、会社から人が居なくなる場面に比較的遭遇していたと思います。
当時はそれが普通と思っていましたが、次第に考え始めます。
どうして会社から追い出されてしまうのか?
どうしたら残ることが出来るのか?
生き残っている人はどうしてか?
最前線に行き過ぎても死んでいく気がするのだが?
とか。
身近な人が辞めることになると、危機意識は自ずと高まります。
会社全体が平和な環境の方は外部接点を増やし、積極的に刺激を受けるのが良いでしょう。
発展途上国という最高の刺激。
東南アジアにいったとき、明日生きる保証がない人達と出会ったことで、平和ボケして埋もれている場合じゃないと危機感を覚えました。
選択肢があり過ぎて迷って悩んで不幸ヅラしてたけど、生きることに必死で選択肢すら無い人が存在しているんだなぁって。
それに比べれば、何でもできるじゃん!
今まで何もしていなかっただけなんだなって。
危機意識を高めるには、ハングリーで貪欲な人達や目標に向かって突っ走ってる人、他人の目を気にする余地がない人との接点が最適です。
まとめ
当事者意識、目的意識、危機意識を最大化させましょう!
一皮むけるかも?
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
ブログももうすぐ三週間、なんとか続いてます。
継続要因は仲間の影響が大きいことに気付く。
ありがとうございます!
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■随時承っております。
就職・転職・起業個別相談
学生向け就職セミナー、転職セミナー、エージェント向けセミナー、起業セミナー
企業向け採用及び人事コンサル
■お問い合わせ
個別相談、各セミナー、人事コンサルのお問い合わせ→お問い合わせフォーム