自分のレベル・ステージを次の段階に引き上げるためには?


オリンピック選手を目指す/フリーイラスト

 

ひとりは就活後に起業を目指す学生、ひとりは就職せずに起業を目指す学生、

最近仲の良い東大生と飲んだときの話です。

就活生の悩み

 

「ESや面接対策として自らの今までの経験や将来の話をまとめることに時間を割いておりますが、一度軸を見つけても本当にこれが自分の設定すべき軸なのか確信が持てず堂々巡り、という状態です。」

近しい悩みを感じたことはありませんか?

軸をめぐる悩みは思考の証。

多くの人が陥る悩みです。

逆に、この悩みに至らない人は掘り下げ方が足りない可能性が高いと言えます。

そのため、まずブレがない人は居ないという前提を知ることが寛容です。

就活中に悩みを解決するには。

 

ブレを感じる現段階から確信レベルに達するには、コツがあります。

具体的には、新たな一次情報を自身に付加し、考え方のOSをUpgradeすることです。

いま知っている公式はじめとする知識量、知恵の質では足りないのです。

社会に出たことがないのに、それを学生である身であれこれ考えたところで何も解決しません。

社会人に直接聞きましょう。

ステージを変えるコツ

 

就活の悩みを社会人を通じて解決の糸口をさぐるように、

起業の悩みを経営者を通じて解決の糸口をさぐるように、

トライアスロンの悩みをトライアスリートを通じて解決の糸口をさぐるように、

 

行きたい領域の第一線で自分がこうなりたいと思える輝きを放っている人に接するのが一番です。

 

並びに、接点を持つための努力を最大限にすることが大切です。

 

尊敬出来る人が近くに居ませんってケース。

 

前の会社でも相談を受けたことがあります。

尊敬出来る人が居ないという悩み。

 

起業したいけど周囲に居ない。

弁護士になりたいけど周囲に居ない。

広告代理店いきたいけど周囲に居ない。

etc…。

 

このパターンはシンプルに二つ考えられます。

 

ひとつは、畑が異なること。

ラーメン屋さんでざるそば頼んでも出てきません。

今居る環境では、求めるものは出てこないケースです。

 

もうひとつは、修行が足りないこと。

 

小学生の時、日経新聞を読んでも意味が分かりません。

本も漫画を好む。

TVでニュースを観ていてもつまらないと思う感覚と同じ。

ニュースを読んで興味を持てるステージに自分自身で上がる必要があります。

 

外的要因に対し、あれがないこれがない、だからやらない実践しないって言い続けるのはNG。

外部ではなく自身に改善の余地があることを認識できると飛躍します。

 

自分次第でどうにでもなることを体感しよう

 

上級者は初心者の立ち居振る舞い一挙手一投足からでも学びを得ることができると言います。

相手の振舞いの奥に隠れた意図する核心がわかるため、または反面教師として捉えることができるため。

学びが無いということは、物事を見て捉える切り口が足りない可能性があります。

 

中級者ほど、自分を上級者のようにみせ、自分以下を蔑む傾向にあります。

どの人に対しても尊敬の念を持ちつつ、良い点を観ることができると周囲の環境も自ずと変わる気がします。

人は人を呼び込む御縁があるため、自身の周囲に呼び込めていない場合は、まだ修行の余地があると捉える。

そのための努力をする。

努力の姿勢に対して人が集まる。

 

起業したいって言うだけの人を沢山観てきたので、切に思うワケです。

売れる事業モデル、新ネタ、新技術に人が集まるのではなく、その人柄、志、姿勢に人は共感し、協業したり、夢を託したりする。

 

だからこそ、積極的に実践しながら学んでくださいね!>学生の方々

 


tsutomu について

1978年、兵庫生まれ、横浜育ち。 受験浪人時代(二浪)に訪れた東南アジア訪問を機に人生観に変化。 2003年、東京外国語大学外国語学部(ビルマ科)卒業後、Cisco Systemsに入社。セールスおよびビジネスディベロップメント職に従事。 退職後、2012年、アイティビジネスサロン株式会社(ITBS)起業/設立。 外資及びIT業界向け就転職支援及び採用・人材育成に関わるコンサルタント業務に従事。また文明塾16期・Teracoyaみらい代表を務め、ミャンマー人就労支援及び高田馬場にて国際地域創生を手掛けている。
カテゴリー: キャリア論, 大学生/就職活動 タグ: , , , , , , パーマリンク