パレートの法則
- ずっと働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
- よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
※『働きアリの法則』wikipediaより
組織の話で用いられることが少なくない。
売り上げの話でも用いられ、TOP20%の売り上げが全体の80%を占めるとも言われている。
写真はロタトライアスロンのスイム練習集合写真。
スイム練でも泳ぎが特に上手い人たち、中堅の人たち、遅い人たちは2:6:2になる。
このように、殆どの人が知っていることとは思いつつ、2:6:2が当てはまる話にとどまりがち。
自分自身の生活の中で意識している人は意外と多くはない気がしている。
先日の勉強会で余談ながらに話したことが印象に残ったとフィードバックにあったため、ここで共有させて頂きたい。
決断メモのススメ
先に挙げたTOP20%の売り上げが全体の80%になる例と同様に、
日常における決断や選択の中で、20%の決断が人生の80%の影響を与えていると考えられている。
売り上げとは異なり、決断の影響力を数値化することは難しい。
どの決断がどの程度影響をもたらしめたのかがわかりにくいのだ。
ただし、事後的に結果を振り返ることは出来る。
そのため、まずは自分の決断、選択に関する感度を上げるために、常にメモを取ることを実践している。
なぜ、何を、どのように決断したのか?選択したのか?メモを取る。
つまり、思考の軌跡を視覚化するのである。
勉強会では、失敗する人、失敗を繰り返す人、満足できない人の思考癖を具体例を含めて紹介する。
もちろん、成功する人の思考癖も同様に存在する。
そこに、自分の決断模様を当てはめることで、随時振り返り、決断そのものの上質化を図ることができると考えている。
事業を意識すると、ビジネスモデルに意識が向く。
文章を意識すると、言語化や言葉、文章に意識が向く。
決断を意識すると、決断の仕方に意識が向く。
上達するに連れ、意識は細部へと至る。
自分自身を振り返り、あの日あの時あの決断が良かったと思うことはいくつかあるのではないだろうか?
それを振り返るだけでも是非試してほしい。
なぜそれが実践できたのか?言語化する。
すると、自身の人生にとって何が大切なのか少しずつ感じられるようになる。
なぜ感じられるようになるのだろうか?
それは、決断には行動が伴うからだ。
日常の思考を言語化するだけでなく、実践に基づく思考の軌跡を視覚化できるのだ。
事業を営むからこそ、決断を意識するようになる。
ブログにより日頃の思考の言語化を試みたからこそ、次第に意識が細部へと向き始め、決断の上質化を意識するようになる。
真摯に向き合い続けたことは、自ずと有機的に結合されていくと実感する。
なんとも面白い。
決断メモ、
自分だけでなく先輩や上司、経営層の思考の視覚化含めオススメです。
今年度4月からいかがですか?
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【編集後記】
今年度は新たなチャレンジが盛りだくさん。
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