先日、面接で印象に残る長所・強みの伝え方を記しましたが、補足の意を込めて、今回は脳の構造から導く合理的な面接方法をお伝えします。
積極性が脳を敏感にさせる
やる気と脳の関係ですが、つまらないなぁと思いながら授業を受けている状態、受け身の状態よりも、自ら興味をもって学びたいと前のめりで授業を受けている状態、自ら積極的に取りにいった情報の方が脳が敏感に反応する模様です。
感覚的にも納得できてしまう理屈ですよね?
脳の立場になって考えても、積極的な関心が記憶に残るということです。
この仕組みを面接で応用しましょう。
相手に覚えて欲しいことは相手に取りにこさせる
相手に自分を知って欲しい覚えて欲しいと思ったら、興味関心を持たせるために、面接官から情報を積極的に取りにこさせる状態をつくるのです。
脳の観点からも理に適っていますよね?
面接で印象に残る長所・強みの伝え方でも記しましたが、自ら話し過ぎることを極力防ぎ、質疑応答を通じ会話のキャッチボールを心掛けます。
たくさんたくさんキャッチボールをしてください。
相手に知って欲しいと思ったら、伝えたいことをトラップとして足元に置いておく。
トラップに掛かるよう相手に踏み込ませましょう。
主張しすぎず、無理矢理伝えようとせず、足元に置いておくだけで良いのです。
面接だけではありません。
部下に仕事を覚えてもらう時、プロジェクトで協力的に仕事をしてもらう時、経営者に短時間で興味をもって頂く時、プライベートで相手に何かを伝える時…etc、応用範囲は幅広くあります。
家でも「何で食器洗ってくれないの??」「何で掃除してくれないの?」ではなく、「食器洗って(掃除して)くれてありがとう。本当に助かる、やっぱり優しいね!」という方が本人の積極性をくすぐり効果的と言うのも同様です。
仕組みを上手く利用しましょう。
やる気ははじめるから出てくるもの
いま就職活動、転職活動、仕事、人生を楽しんでますか?
モチベーションは如何ですか?
物事は楽しんだモノ勝ちですので、楽しむためのモチベーションに関する豆知識をお伝えします。
「脳を鍛えるには運動しかない」という本で脳の仕組みを触れ、運動とモチベーションの因果関係を学び確信を深めたワケですが、
そもそもやる気やモチベーションなるものは、脳の側坐核が関係している模様です。
運動を始める前、20代で仕事でやる気が出なくて悩んだ時期があります。
役員の方と1対1で相談させて頂いた程です。
今でも鮮明に覚えておますが、言われたことは以下通りです。
やる気やモチベーションは感情と同様。
そもそも上がるときもあれば下がるときもあるもの。
そういうものであることをまず知ることが大事。
常にやる気が高くないとイケないという考えを改めなさい。
できるビジネスパーソンは、その上で、やる気を無くした際、やる気を出せる状態に自身を導く手法を知っているのだ。
出来る人と出来ない人の違いは、自らをやる気のある状態に導く期間の長さの違い。
出来る人は停滞期も短く切換えが早い。
云々…。
なるほどなぁ…と。
これを機に、モチベーションをコントロールする手法を学んでいけば良い、これはぶつかるべくしてぶつかり、乗り越えられる課題なのだと思ったのでした。
運動をはじめたきっかけは別でしたが、結果的に、運動をはじめてからやる気やモチベーションは不思議と低くなりにくい。
簡単にいうと、やる気が無いトキって何もしていない状態や、刺激が無く怠惰に感じやすい状態、惰性的なことが多い。
一方、やる気があるトキって何かに取り組んでいることが多い。
乱暴に言うと、何かしないとやる気って出ないよって話です。
脳の側坐核も物理的な活動に反応してやる気成分を分泌してくれるようだし。
何でやる気がでないんだろうって考えても、やる気出そう!って気張っても出てくるものではないので、気持ちや思考で勝負しないこと、やる気なくても活動することを覚えることが大切ってことですね。
今日は運動する気が出なくて、がっつりラーメン食べるという活動をしたのですが、運動はもっとやる気が出なくなりました…。
やる気出したいものを活動しないと意味が無いようので気をつけてくださいね…orz
まとめ
脳の構造からも、積極性があると記憶にも留まる。
伝えたいことは伝え過ぎず、置いておき、取りにきてもらう。
万事楽しんだモノ勝ち。
活動しないとやる気は出ない。
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【編集後記】
日常的に身体を動かすことが日頃のモチベーションにも繋がっていることを再認識しながら、改めてトライアスロンとの出会いにほっこり素敵を感じました。素敵やん。。
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