あなたは物事をどのような切り口で考えますか?
先日、ふとしたきっかけで、自分の思考回路に触れました。
「あぁ、自分は物事をこういう切り口で考えるんだ。」と。
自分の考え方の癖を知ることは、自分の強みや弱みを知ることに繋がります。
今後、強みを伸ばし弱みを補う対策にもなると実感しました。
今回は、自身の思考回路への気づきと応用方法をお伝えします。
目次
実は一週間困り続けてました
録画した番組がみれない件。
ここ一週間、録画した番組を見ようとすると何故か音が出ない…orz
いつもPS3に観たい番組を取り溜めしてるのですが、無音で観れなくなりました。
これは困った…。
TV、AV機器、ゲーム機、配線、各種設定…苦手なんです。。
前職でもルーターとかスイッチとか、テクノロジーは苦手でした。
興味がないから分かろうとしない。。
でも音楽は凄い好き。
だからAV機器一式は積極的に購入するも、設定は友人に御願いしてたのです。
ターンテーブルやミキサーもあるし、結構ごちゃごちゃしてる。。
しぶしぶ、苦手で苦手で仕方のない機器配線の仕組みを学びました。
説明書を読むと自身の苦手意識とは裏腹に、少しは理解できるようになりました。
今までは配線も機械的に配置を暗記していただけでした。
このコードは右から三番目の穴に差す。そのコードは一番左とか。
が、今は何でこのこれがこのここに差されているのか分かるようになりました。
ここでこうこうこう。
次に切り分け作業。
TVとAV機器とゲーム機をHDMIで接続しているのですが、どの機器が問題なのか、ケーブルが問題なのか、色々とあの手この手で調べていきます。
結論、どうやらアンプが問題っぽい。
ケーブルは問題ないし、ゲームも映像は出るし、ゲームも出来る。
音だけが出ない。
仕方ない、奥の手を出すか。。
「困ったら必殺のリブート」
前職で培った必殺のトラブル対策。
困ったら電源を切って又付ける。
一週間毎日3回はON/OFF繰り返した。
くぅ…奥の手も駄目だ。。
(浅い手ですが…。。)
機器設定はいじってないから変わっていないはず。
やっぱり苦手な配線を見直そう。
この繰り返し。。。
毎回汗だくになりながら配線を確認し差し直す。
アンプは熱を持つので、アンプの裏の配線作業は汗だくになるのです。
毎晩格闘の末、一週間経過。
いくら苦手な配線といえども、これは他に原因があるに違いない。
いったん配線から離れよう。
とりあえず、常時フル活動の熱いアンプを休ませようと電源をOFF。
もしかしたら、この熱が原因じゃないか?
機器障害時、意外と多いのが物理層問題。
翌朝、冷えたアンプに電源を入れ確認すると、音が出るではありませんか。
なんという灯台下暗し。。
苦手意識という魔物
蓋を開けると簡単コロンブスですが、物事は滞ると一定の思考回路の中でしか動けなくなるなぁと実感したのです。
今回で言うと、苦手な配線作業。
苦手だから、原因は配線に違いないと。
配線君の立場からすると濡れ衣でしかないのですが。。
「給食費を盗んだのは配線君です!」とばかりに。
得意意識も然り。
ここからが本題。
実は、得意意識も然り。
足の速い小学生A君がC子ちゃんに振られる。
C子ちゃん「ごめんね、私B君が好きなの。」
A君「ぐぅ…(…なんでB君…、俺より足が遅いのに…)。」
英語が得意な就活生A君が最終面接落ちてしまう。
一方、B君は最終面接に通過する。
A君「ぐぅ…(…なんでB君…、俺より英語ができないのに…)。」
仕事熱心なAさん。昇進昇格の辞令がくる季節。
上司C「この度Bさんがマネージャーに昇格することになりました。」
Aさん「ぐぅ…(なんでBさん…、俺より売上低いのに…)。」
※全て例え話。
ヒトは自分が評価して欲しい点、強みだと思っている点から物事を切る。
思考回路は偏見という名の個性
偏見って言葉はややネガティブな印象を受けますが、物事の捉え方、見方にはそれぞれ偏りがあります、読んで字の如し。
あの人の物事の捉え方は楽しい、刺激になる、自分にはない考え方…etc
色んなタイプがありますよね?
苦手意識にせよ、得意意識にせよ、絶対値のアンテナが高いものが切り口になります。
そのため、時に素敵な個性として、時に足枷にもなります。
ヒトは観たいものしか観ない、知りたい情報しか取りにいかないから。
音声が聞こえない原因は苦手な配線のせいだ!
苦手意識に捉われた私のように。
過去の成功体験が足枷になって、新しいことに目を向けることが出来ないビジネスパーソンや事業モデルも然り。
別れ際のカップルで、一度嫌なところが見えると、やけにその点ばかりが目につくのも然り。
捉われ過ぎないために。
善し悪しではなくそういうもの。
だからこそ、日常的に未知なる遭遇をしましょう、意図的に。
積極的に本屋に行くようなものです。
(詳細はこちら「読書家のススメ」。)
意識は観たいものを観に、知りたいものを知りにいきます。
無意識な意識も然り。
そのため、自ら観たいわけでもないもの、知らないものに対する免疫を日常的に培うのです。
普段、自分からは決して触れないものに触れましょう。
その結果、知らないものに触れる喜び、新たな価値観を肯定的に捉える引き出しを持つことが出来ます。
その引き出しが、自ら足枷を外し新たな可能性を見出すきっかけに繋がります。
まとめ
配線君は給食費を取っていない。
必殺技はリブート。
意識の絶対値の大きさが思考の切り口に。
偏見は個性。
思考回路の癖を知り、応用しよう。
未知なる遭遇のススメ。
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【編集後記】
世間はお盆休み。
早めに帰ってロードバイク/ローラー台漕ぐとします。
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