やりたいことってなんだろう?考え方におけるベクトルの重要性


ギザギザグラフ

 

「こんなことをやるためにこの会社に入ったワケじゃない!」

そう思ったことありませんか?

 

「こんなことをやるために起業したワケじゃない!」

二年前(起業二年目)は毎日思ってました。

今は毎日楽しくて仕方ありませんが、あの頃はツラくて仕方ありませんでした。

 

ま、そんな時期もありますよね?

 

だから、転職相談で冒頭の言葉を言われると、あーわかるなぁ…って(苦笑)。

 

じゃあ、何をやりたいの?って話になるのですが…。

 

今回は考え方の方向性・ベクトルについてお伝えします。

 

 

やりたいことって何だろう?

 

やりたいことって何だろう?

 

楽なことと楽しいことを混同しているヒトが増えている昨今です。

ここでは下記通り定義させてください。

「ツラいことがあっても人一倍粘れる、粘ってでも関わって成し遂げたいこと」

 

やりたいことを探してるのか?言い訳を探してるのか?

 

こんなことをやるために〜って発言は「今」を否定していますよね?

やはり今が何かしらの理由でツラい人の発言なんですよね…。

 

ここで気をつけなければいけないのは、何かしらの理由の中身。

本当にやりたいことができてないパターンと現実から逃避する理由が欲しいパターン。

 

ぶっちゃけ後者が9割。

やりたいことが言い訳をさがすこと。

 

 

言い訳を探すヒトはどんな環境でも言い訳を探す

 

ネガティブな人って慎重なタイプが多いので、意識的に身近に相談に乗ってもらえるようにしてます。

僕が楽観的過ぎるのでバランスの問題でとても助けて頂いてます。

 

ごくたまにですけど…。

慎重なレベルではなく、身も心もネガティブ過ぎる人っていませんか?

「でも」しか言わないデモを行っている人。

 

どんなボールを投げても「でも」って返してくれるのでムダに関心しますよね…。

 

これと同じです。

言い訳を探す人、外部環境や人のせいにしかしない人は常に言い訳を探しています。

もしこういう人と出会ったら、環境を変える前に考え方を変えることをお勧めしてあげてください。

考え方を変えましょうとお勧めしたところで「でもさぁ、」って言われるのがオチですが(苦笑)。

 

やりたいことをやるヒトはやりたくないことからも役立つことを見出す。

 

一方、リーダーに多い傾向が見られますが、どんなにつまらないと思っていることでも、前向きに捉え進むタイプも居ますよね?

ツラさを糧にできる変換機を脳内に有しているヒト。

ビジネスにおいては周囲を勇気づけることが多く、超マイナス思考の方のように周囲に不愉快な思いをさせないため、組織を牽引する立場に向いています。

 

ちがいはプラスかマイナスか

 

ネガティブとポジティブなヒトの話をしましたが、本質的には同じ能力。

絶対値は変わらないんですよね。

ちがいはプラスかマイナスかってだけ。

 

どちらも探しにいっている。

やりがいなのか言い訳なのか。

 

海辺に沈み行く夕日を見ながら

「キレイな夕日だね」って言いたいし言われたいですよね?

 

「僕の身も心も沈みそうだ…」って言われても困りますよね?

 

プラスの方が皆が幸せになります。

 

機能は変わらない。

 

ポジティブな考え方をしているヒトがビジネスも出来ると思われがちです。

ネガティブなことばかり言うヒトはアイツは駄目だと思われがちです。

しかしながら、評価の差ほど機能は変わらない。

状況に応じた上手な使い道を知らないだけ。

 

まだ間に合う…埋められない差ではない…かも?

 


tsutomu について

1978年、兵庫生まれ、横浜育ち。 受験浪人時代(二浪)に訪れた東南アジア訪問を機に人生観に変化。 2003年、東京外国語大学外国語学部(ビルマ科)卒業後、Cisco Systemsに入社。セールスおよびビジネスディベロップメント職に従事。 退職後、2012年、アイティビジネスサロン株式会社(ITBS)起業/設立。 外資及びIT業界向け就転職支援及び採用・人材育成に関わるコンサルタント業務に従事。また文明塾16期・Teracoyaみらい代表を務め、ミャンマー人就労支援及び高田馬場にて国際地域創生を手掛けている。
カテゴリー: キャリア論, ビジネススキル タグ: , , , パーマリンク