目指す人と成し遂げている人との目線の違いを体感しよう


七転八倒の人 無料イラスト

仕事と性格柄、良くお声掛け頂くこととして、転職の相談、起業の相談、人脈を活かした人のご紹介等があります。

 

就職を目指している人に対して、実際に憧れの企業に勤めている人をご紹介する。

転職を目指している人に対して、実際に憧れの企業に勤めている人をご紹介する。

起業を目指している人に対して、実際に憧れの経営者をご紹介する。

 

紹介させて頂く上で気をつけている点は、やったことがある経験者レベルではなく、現役で最前線でトップレベルで活躍されている方を紹介すること。

 

仕事として、ライフワークとして、このような機会を幾度となく繰り返し続けてきたことで分かったことがあります。

 

何かと言うと…

 

目指している人と成し遂げている人との違いです。

 

今後何かを目指し挑戦する際、有益な情報になり得ると確信したため、備忘録を兼ねて共有させて頂きます。

 

目指す側の盲点

 

そもそも何で経験者を紹介するのか?

 

目指す側の立場の人は、外から見えるイメージ、外観に憧れを抱きます。

しかしながら、当然中身はなかなか見ることが出来ません。

そのため、自分の価値観の中で想像を膨らませるわけです。

想像を膨らますことは非常に良いことですが、往々にして都合の良い想像をしていることがあるのです。

 

例えば、学年でも屈指/人気のある花子さんを好きになる。

どうしても花子さんと付き合いたい。

毎日寝ても覚めても授業を受けても花子さんしか考えられない。

きっと好きな音楽はMr. children。

きっとゲスの極み乙女なんかも好きだろうなぁ。

きっと花子さんはおならもしないし、トイレなんて行くわけがない…とか。

 

花子さんで頭がいっぱい。

 

花子さんのことで頭がいっぱいになるのは良いのですが、現実離れした想像は問題があるわけです。

トイレ行かないって想像は大げさですが、こうした都合の良い想像は実は多くの方がしている。

だから、憧れのあの人が、どんなことを考え、どんな過程を経て今に居たり、今どんなことで悩み、これから何をしようとしているのか。

憧れのあの人が相談者の立場に居た時代、どんなことを心掛けて今のポジションまで駆け上がったのか、その時の苦労は何か、どの様に乗り越えたのか等、共有する場を持つのです。

すると、花子さんも実際は三代目 J soul brothers が好きとか、トイレにいくどころか、時にお腹を下すし、いま実は便秘に悩んでいると分かる。

 

なんだ…おなじ人間じゃないか…。

 

ここからがスタート。

 

 

直接話して視点を変える

 

家で水道水をコップ半分飲んでも贅沢に感じないけど、

エジプトいったときコップ半分の水は何とも贅沢に感じます。

同じものでも、見方によって見え方が異なりますよね?

 

起業をすると格好良いと思うかもしれないが、実は社会的信用は会社員時代に比べ低くなる。

住宅ローンや車を買うローンも組みにくくなる。

世の中、社長や経営者という憧れの肩書きには意味がないこともすぐわかる。

肩書きに憧れているだけなら辞めた方が良い。

大手の会社勤めの肩書きの方がよっぽど社会的にモテる。

物足りなさを感じていた勤め先や上司に守られていたこともすぐわかる。

 

自由と責任が一気にのしかかる。

サラリーマン上がりにははじめはしんどく感じる。

 

近視眼になっていると、目の前のことしか見えない。

好き過ぎると、良いところしか見えない。

でも、花子さんと直接接することで、今までとは違う見方で見ることが出来る。

すると、今まで見えなかった部分がどんどんわかってくる。

良い点も悪い点も。

 

自分の知らない花子さんに触れた上で、好きなのかどうなのか。

多角的な判断ができるようになります。

 

直接話して目線をあげる

 

目指すことは誰でも出来るが成し遂げることは限られた人のみ。

成し遂げるまでには紆余曲折があるわけですが、振り返ると余分な苦労とするべき苦労がわかるわけです。

何より、越えるべき壁があることもわかります。

どうせ越えなきゃ行けない壁。

どのように越えるのか。

越えた先から見える景色はどうなのか。

自分が想像している憧れの視界と、成し遂げている人の視界の違いは言葉では説明が難しい。

体感するのが最適。

体感した上で、一層進みたいと思える道であれば、この上なくモチベーションに繋がります。

見据ている先の先を共有できたわけですから。

 

実際、起業して予想以上に辛いこともありました。

でも、現実の先には憧れを遥かに凌駕するやりがいと素晴らしさが待っていました。

その素晴らしさを起業前に教えてくれた方々に心から感謝している次第。

だからこそ、乗り越えられた。

 

目的なのか手段なのか。

 

成し遂げた人にとっては、目指す人の目的は手段に過ぎない。

 

手段であって目的ではないって言葉を理解するのではなく、その違いを直接言葉を交わし、同じ空間で同じ空気を吸いながら、体感するのが良い。

 

そこではじめて痛感するのです。

今までの自分は頭で考えているだけだったなぁと。

 

最前線の現役の経験者に直接会ったことで気づきを得られたように、

行動することでしか思考域も拡がらないし認識も深まらないことに気付く。

 

先の先まで見据えたら、あとはやるだけ。

先の先の先まで見据えると考え過ぎてしまうからNG。

見据え過ぎないことも大事。

考えているだけの人、うだうだやらない言い訳を述べる人は、先の先まで見据えられていない証。

目の前のことで考え過ぎているか、枝葉の先まで考え過ぎている。

 

もし、やる気はあるけど煮詰まっている人が居たら、いつでも気軽にお声掛け下さい。

微力ながら全力でご支援させて頂きます。

本気の人限定にて。

 

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【編集後記】

某ホテルのラウンジでMtg、ドリンクをオーダーしたときの話。

「アイスティーをお願いします。」と注文。

※メニューにはアイスティー(レモン又はミルク)と記載。

レモンかミルクはお付けしますか?と聞かれる前に「レモンもお願いします」と。

「アイスティーですね?」を確認されたので、「はい」と。

すると、「レモンとミルクはいかがしますか?」と聞かれる。

「あ、レモンでお願いします。」と。

 

少々長居したため、再度注文。

「アイスティー、レモンでお願いします」と注文。

すると「アイスティーですね?」と確認され「はい」と。

「レモンとミルクはいかが致しますか?」と聞かれる。

「レモンでお願いします(苦笑)。」

 

次は「アイスレモンティー」と言ってみよっと。

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tsutomu について

1978年、兵庫生まれ、横浜育ち。 受験浪人時代(二浪)に訪れた東南アジア訪問を機に人生観に変化。 2003年、東京外国語大学外国語学部(ビルマ科)卒業後、Cisco Systemsに入社。セールスおよびビジネスディベロップメント職に従事。 退職後、2012年、アイティビジネスサロン株式会社(ITBS)起業/設立。 外資及びIT業界向け就転職支援及び採用・人材育成に関わるコンサルタント業務に従事。また文明塾16期・Teracoyaみらい代表を務め、ミャンマー人就労支援及び高田馬場にて国際地域創生を手掛けている。
カテゴリー: キャリア論, ビジネススキル, 大学生/就職活動, 社会人/転職活動 タグ: , , , , , , , , , , パーマリンク