強みって何だろう?
考えても見つからない不思議。
自分の強みがわからない。
最も多く受ける相談の一つです。
その人の強み(仕事上)を見出す際、心掛けているのは客観性。
というのも、
人は自分にないものを相手に見出すため、
誰かに強みを伝える際、無意識に自分にないものを言いがち。
そのため、
自分にないから羨ましいと感じる主観を排除した上で、
純粋に相手の強みを感じとる。
おかげさまで、
直感で感じる強みと、客観的な姿勢で見出す強みが一致するようになった。
とはいえ、
強みも実に奥が深い。
仕事や環境要因により結果として今伸びている強みもあれば、
本来才に溢れてるが未だ伸ばせずにいる強みもある。
人の強みとは何だろうか?
今ある強みなのだろうか?
埋もれた未完の強みなのだろうか?
魚であれば考えずに泳ぐ。
鳥であれば考えずに飛ぶ。
魚が飛ぼうとすると、トビウオのように海原を翔ける如く飛ぶ。
確かに魚の中では凄い飛べる(滞空時間40秒台!)けど、
鳥からすればトビウオは飛んでるうちには入らないだろう。
最近では、できること、やりたいこと、求められることの三要素が重なる部分を仕事にすると幸せと言われている。
食べていくためには納得できるのだが、
やりたいことを突き詰める上では疑問が残る。
果たしてそうだろうか?
やりたいことを何度も何度も何度も突き詰めて行くと、
ないものを求める域を脱し、
自分の本来求めるもの、やりたいことを探求する。
探求を重ねるほどに邪魔になるのが、
できることや求められることってこともある。
今の立場、今までの積み重ね…サンクコスト的な…。
あらゆる外的要因に打ち勝つほどの、
心から求めるものを自覚できると幸せだなって感じる今日この頃。
自分の意見をいつも通す人は、いつも何にこだわって意見するのか?
自分の意見を通すことが苦手な人は、逆に譲れないものは何か?
どんなに忙しくても、これだけはやってしまうってことは何か?
今までやってきたことで一貫していることは何か?
本気になれるものは何か?
笑いたきゃ笑え。
誰が何といおうとおれは本気でこれがやりたいんだ!!
って言えることが強みじゃないかな。
今ある感覚的な部分をもっと言語化できるようにしたいな。
もっともっと力になれる。