転職相談を受ける際「実は…自分の強みが分からなくなってきました」と言う人が居ます。
今回は、なぜか強みが分からない…という状態に陥る原因と対策を三つのパターンに分けてお伝えします。
考えたことがないから
就活活動をはじめたばかりの学生は、一度は経験したのではないでしょうか？
自分の強みって何だろう？？
この場合、親や付き合いの長い友人に聞くのが良い。
※自己分析の仕方はこちら。
では、聞いてもしっくりこない場合はどうすれば良いでしょうか？
この場合、暫定で強みを決めます。
頭でいろいろ考えるより、行動しなさいというロジックと同様で、まずは強みを決めて就活をします。
例えば自分の強みは行動力だと仮で決めます。
すると、行動力という強みを前提に、色々とES対策や面接をします。
この過程で違和感を感じるはずです。
過去や今を振り返り、自分は本当に行動力が強みなのか？
あれ？何か違うな？
こうなればしめたもの。
一層しっくりくる強みを考えましょう。
考えているだけでは違和感を感じにくいので、行動しながら考えるのがポイントです。
仮に決めて、行動を伴うことで、自分の強みにこだわってアンテナを立てた状態で就活を行います。
この過程が、物事を掘り下げて考えることを自然誘発してくれます。
より納得度の高い強みをさがすべく、繰り返しどんどん進化させていきましょう。
不安で自信がなくなっているから
自分の得意分野で負けると、今までの自信はなくなりますよね？
今まで強みと思っていた技量が、周囲のレベルが上がったことで通用しなくなることがあります。
中学までは英語が得意だったけど、高校になったら平均以下になった…という体験は僕だけではないはずだ。
自分の強みは英語だったはずなのに、強みが分からなくなります。
この対処法は、基礎からの反復訓練です。
英語の復習を反復して行うことが最短ルート。
自分の中で強みと思えたものはそれなりの素地があります。
まずはそれを伸ばす、伸びなくなったらつまずいている原因がわかるまで見直し、反復し、技量を整理します。
すると、「あ、英文法は出来るけど、英作文が圧倒的に弱い。」と突破口が開けます。
やってはいけない対処法は、他で強みを見つけようとすることです。
英語が駄目だから、今日から世界史頑張る！と頑張ろうとしても素地がないため、急に新しいことをしても伸びません。
不安なとき程、基礎という港に還りましょう。
安心します。
自信がついてあれもこれも強みに感じられるから
木に登ってしまう程、絶好調なときですね。
やばい、おれ何でもできてしまう。
やれば出来るとは思っていたが、こんなにもできてしまうとは…。
こんな幸せな思考に浸れるのはなかなかありません。
せっかくなのでどっぷり浸りましょう。
図に乗ったついでに、思うはずです。
おれの強みは何だろう？
なんでもできてしまうからなぁ。
悩みがないのが悩みです的な？
全部が強みになると強みが無い的な？
この対処法は、他の強みも検討する良い機会です。
強みにも組み合わせの良い強みがあります。
絶好調モードのときは、自身の組み合わせの良い強みを見出しましょう。
英語、国語、社会が得意だと受験には組み合わせの良い強み。
なぜなら私立文系を受けられるから。
社会、理科、体育が得意だと受験には組み合わせの悪い強み。
得意科目を活かした受験ができないから。
やってはいけない対処法は、うかれ過ぎること。
足元をすくわれる前に、次を見据え備えましょう。
具体的な備えとしては、一番の苦手を克服する準備が有益です。
一番苦手な項目は情報の絶対量が少ないため、スポンジのように水を吸収し、平均レベルまでは費用対効果も良くたどり着くことができます。
まとめ
強みが分からない理由と対処法：
強みを考えたことがないときは、暫定で決める。
不安でわからないときは、強みと思っていたものを基礎から見直す。
絶好調すぎてわからないときは、新たな強みを組み合わせの観点から見出す。
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【編集後記】
強みか分かりませんが、辛いものが得意です。
おかげで夏でも食欲がとまりません。
写真は焼肉トラジのジャン麺セット（ランチ/1000円）お勧めです。
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