目次
佐渡国際トライアスロン2016・本番当日〜Bike編〜
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海沿いを走るのは気持ち良い!
前半は思ったよりもフラットではなく、意外と細かい上り下りを繰り返した。
それにしても、海沿いを走るのは気持ち良い!
綺麗な景色を横目に、
地元の方々の応援もまた素敵だった。
沿道の応援も太鼓やタライをガンガン叩いて応援してくれて嬉しかった。
テンションは上がり続ける。
とはいえ、さすがの晴天。
暑すぎる。。。
エイド毎に止まって水分補給を欠かさず行う。
補給食ゼリーも45分〜60分に一つのペースで口に入れた。
口の中の甘ったるさをスッキリさせるため、常に水をキープ。
結果的に、スポーツドリンクと水をボトル一つずつキープして走った。
エイド毎にボトル入れ替えて、コーラはその場で飲んだ。
コーラがあんなに美味しいなんて、、、
スタッフの皆様、暑い中ありがとうございました!
70km越えたあたりからフラットなコースが続く。
ここからは特に気持ちが良かった。
一方で、もともとスイムで時間を掛けすぎたため余裕が一切ない。
毎回、エイドでタイムキーパー兼ねた車の表示を気にして走る。
中盤からは、バイクまたは車でタイムキーパーをしてくれてる方が後ろに張り付いてる状態。。
「あと10分で2キロだよー!いけるいけるー!」
応援されつつギリギリで回し続けた。
90キロ時点で12:30、残り100キロ4時間で走れば…
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バイクに乗りながら休むギリギリの展開が続く。
時間に追われているため、休憩は前半のトイレ休憩のみ。
あとはエイド毎に止まり、水分補給をする。
頭から水もかけてもらう。
最高に気持ち良かった。
フルーツがあるときはフルーツも口にする。
バナナも無理して口に入れた。
特にオレンジが美味しくてたくさん食べた。
手がもつれるためいくつか落としてしまう…。
「気にしないでいいよー!」と言ってくれたおばちゃんの優しさに感動した。
必死だからこそ、
選手はバタついているのだけど、
対応してくれるスタッフの皆様があたたかい。
本当に佐渡に来て良かったと心底思った。
***
残り時間と距離を計算しながら進む。
浦川を過ぎたあたり、残り100キロであと4時間となった。
ギリギリ行ける…か?
25km/hで進めば間に合う。
とりあえず回せ!
立ち止まって休むと動きたくなくなるから、バイクから降りるのを止める。
住吉(105km)
野浦(123km)
多田(138km)
順調に進む。
ギリギリだがイケる。
残り5分で通過。
赤泊(148km)あたりから、オートバイのタイムキーパーの方が後ろに張り付く。
あー、やばい。
そう思いながら全力で回す。
両ふくらはぎと両ももの4ヶ所がツリそうになっている。
ずっとピクピクいってる。
小木(161km)では残り1分位だった気がする。
とにかく走った。
なんとかセーフ。。
しかし、小木を過ぎると最後の登り坂を姿を表す。
(マジか。。。)
「この上り坂ずっと続くよー!」
沿道のおじちゃんが親切に説明してくれてるのだが、
「ずっと続く」と言わないでくれー。。。
嘘でも「もう直ぐ」と言ってくれー。。。
と思いつつよちよち登る。
この辺りから後ろに回収車が張り付く。。
「大丈夫ですかー??」
やばい、回収車と回収バスが口を開けて待っている。。
ここで両足が限界を迎え、上り坂途中で初めてバイクを降りる。
余計な動きをしたらツるのがわかる状態。。
するとスタッフの人がアイススプレーを持ってきてくれた。
腰のあたりから脚にかけて冷やしてくれる。。
なんともありがたい。。。
本当にありがとうございます。。
ここで少し楽になった。
また少し走れる。。
登る。。か?
登。。ろう。。
また少しずつ上り坂を進む。。
、、、が、、、
、、、数分後、、、
小木・村山間で撃沈。。。
残念ながら、ここで幕を閉じることになる。
***
バイクを降り、回収バスに乗る。。。
かつて、初出場のレースは富士山の周りを一周するロードレースだった。
その時も回収バスに乗ったため、悔しさと共に思わず思い出した。。
とはいえ、今回はこれが限界だった。
積み上げた分は全て出し切った。
その意味ですっきりしている。
昨年洞爺湖ではバイク65−70km地点でリタイア。
今回の佐渡ではバイク165−170km地点でリタイア。
100km前進。
ゴールまで残りバイク20kmとラン42.195km。
ロング初完走までの道のりはまだ続く。
来年3度目の正直。
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【編集後記】
帰りの回収バスの中で、60代後半らしき方が今年でロングを引退する言っていた。
毎年ロングを完走してきて、歳を重ねる度に制限時間がギリギリになる。
今年初めて完走できなかったと。
これでやっとロング引退できると安堵の表情を浮かべていた。
人それぞれのドラマがあって面白い。
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